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診療について
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鍼治療を受けてみたいのですが、鍼(はり)を刺すのは痛くありませんか?
鍼を刺すというと縫い針や注射針を思い浮かべる人も多いと思いますが、当院で使う鍼は髪の毛ぐらいの細い鍼がほとんどです。鍼の先端は痛くないように特別な形をしています。初めて鍼治療を受ける人は思ったより痛くないため驚くことが多いようです。
灸治療は熱くありませんか?
お灸というとピンポン玉ぐらいの大きさのモグサに火をつけ、ひたすら熱さに耐えているというイメージを持つ人もいるようです。当院で使うお灸はほとんどが間接灸と言って、お灸が直接肌に触れないようになっています。温めるお灸で心地よく眠ってしまう人も多くいます。患者さんの容態・症状によっては米粒の半分ぐらいの大きさのお灸をすえることもあります。小さいものなので「熱いっ!」と感じることはほとんどありません。
鍼灸治療はどんなものに効果があるのですか?
鍼灸治療というと腰痛、肩こり、五十肩、膝痛などの整形外科疾患を想像される人が多いようです。実際には内科疾患、産婦人科疾患、小児科疾患、消化器科疾患、循環器科疾患、皮膚科疾患、精神科疾患など多くの疾患に対応しています(詳しくは当院のパンフレットをご覧になって下さい)。
実際、当院は産婦人科疾患の患者さんが多く来院されています。不妊治療、挙児希望の方が多いのも当鍼灸院の特徴です。ART(Assisted Reproductive Technology 体外受精など)で、疲れ切った心身を調えることができるのも東洋医学の大きな特徴です。
どのぐらい治療を続ければよくなるのですか?
どのぐらいの治療期間が必要かは患者さんの疾患によって大きく異なります。1回の治療で終わる人もいれば、何か月も何年も治療に時間がかかる人もいます。治療の頻度(週1回、月2回など)も最良と思われるものを提案させていただきます。
鍼とお灸とどちらがよく効きますか?
患者さんの容態・症状によって鍼とお灸を使い分けています。また合わせて使うこともよくあります。それぞれに適応があるので、どちらが効くとは答えられません。
妊娠中ですが鍼灸治療をしてもいいのでしょうか?
鍼灸治療の特徴の一つにリスクが少ないという点があげられます。西洋薬を控えたい妊娠中だからこそ鍼灸治療を希望する患者さんが多いのはそのためです。
鍼治療をすることで病気がうつることはありませんか?
当院ではディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)、ディスポーザブル鍼皿(使い捨て鍼皿)を使用しています。衛生面に十分配慮し、清潔で安全な治療をおこなっていますので、病気がうつる心配はありません。
鍼灸治療がどんな風におこなわれるかよく分かりません。
患者さんの容態や症状によって異なりますが、大まかに説明すると当院では次のような手順になります。
・患者さんのお話を聞く。
・患者さんの症状により必要な検査をおこなう。
・仰向けに寝ていただき、鍼を打ちます。
・鍼を5~10分置きます。
・5~10分鍼を置いたのち、抜いて姿勢をうつ伏せに変えます。
・鍼を打ち5~10分置きます。
・5~10分鍼を置いたのち、鍼を抜いて治療を終了します
※患者さんの容態、症状により、坐位や横向きで寝て治療をおこなうこともあります。
※治療時間は初診時60~90分ぐらい、再診時40~60分ぐらいかかります。小児はもう少し短い時間でおこなっています。
子どもにも鍼を刺すのですか?
子どもには原則、鍼を刺すことはありません。子どもは刺激に非常に敏感なため、子ども用の特別な道具で皮膚をさすったり、軽くトントンと叩いたりするだけで十分治療効果があります。当院には0歳の赤ちゃんから治療に来ています。お母さんやお父さんに子どもに対する食事指導・簡単なマッサージのやり方を紹介しています。疳の虫、怒りっぽい、夜泣き、食欲がないなどのお悩みに対処していきます。
鍼灸治療には副作用がありますか?
鍼灸治療をおこなうとこころや体の緊張がゆるみ、けだるく感じることが時にあります。多くの場合、このけだるさは心地よいものですが、ごく稀に治療した夜や翌日になっても、体がひどくだるく、疲労感を感じることもあります。これは鍼灸治療の刺激量が多すぎたことが原因です。次回の治療の時にその様子を鍼灸師に報告していただければ、刺激量を修正し、適切に対応することができます。
どんな患者さんが多いのですか?
幅広い年齢層(0歳から80代まで)、男女問わず来院されています。2013年3月を振り返ると女性が9割、年齢層は20~40代が一番多いです。疾患別に見ると、産婦人科、精神科、小児科、皮膚科が多い傾向にあります。
鍼灸治療を受けるにあたり、心がけた方がよいことがありますか?
鍼灸治療は鍼灸師が患者さんをサポートする形でおこなわれます。鍼灸治療だけでなく必要に応じて、運動療法や食事・生活への提案などもおこなっています。疑問に思っていることや聞きたいことがあるときは、遠慮なく質問していただきたいと思います。治療の際はゆったりとした服装でお越しください。Tシャツとハーフパンツなどを持ってきていただけるとさらに治療しやすくなります。
完全予約制ですので、予約時間には遅れないよう注意してください。キャンセルは早めにご連絡ください。ご予約、お問い合わせ、キャンセルのご連絡は火曜日に長湯鍼灸院までお願いいたします。月・ 水・金・土(金・土は午前のみ)は真央クリニック附属鍼灸室(代表097-553-1818)までご連絡いただき“鍼灸室・成田”を呼び出してください。

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